Yahoo!ジオシティーズ
Yahoo! JAPAN - ヘルプ

浜田省吾〜公式ジオログ〜 I am a father 

浜田省吾さんからのメッセージ

9月から4年ぶりにコンサートツアーが始まる。 このジオログはそれに向けての助走の模様を伝えようというものだ。
おれ浜田省吾自身とその仲間達が6月と7月、日々感じたことや身の回りに起きた出来事を書いてみようということだが、 果たして2ヶ月間テンションを保ったまま完走出来るか !?  うーん、どうだろう……?

カレンダー

浜田省吾関連情報

2005年6月14日(火)

6月14日(火)

日曜日にスタジオでレコーディングをした。
その時ミュージシャン達に
秋のツアーで演奏する楽曲の参考資料のMDを渡した。

つまり、遂に秋からのツアー「On The Road 2005」の
選曲/構成を決定したってことなんだよ!

さて、レコーディングしたのは「さよならの前に」という曲。
1978年頃書いたもので、
当時よくアンコールで演奏していたナンバーだ。
81年に当時ドーナツ盤だったシングル「ラストショー」の
文字通りB面としてリリースされたと思うのだが、
A面がCD化される時にお蔵入りになってしまった。
お気に入りの歌なのでRe-Makeすることにしたんだ。

歌詞の中にこういうフレーズがある。
「さぁ立ち上がって一緒に踊ろう・・・」
どうってことない一節だが、
これが意味するところはというと、
1970年代後半から80年代の最初の頃は、
日本ではロックコンサートでも
椅子に座って手拍子するというのが
観客の一般的なノリ方だった、ということなんだよね。

「立ち上がって踊ろうオレの肩にもたれていいよ・・・」
と歌った「終りなき疾走」も1980年の夏に書いた歌だ。

30年前の1975年、夏。
「AIDO」のドラムの座を岡本あつお君に譲り、
オレはパーカッションとヴォーカルをやっていた。
つまり、観客を煽れるポジションにいたというわけ。

熊本県八代市郊外での野外ライブでのこと。

野外特設ステージといっても
公園だか城の中にあった相撲の土俵の上に
楽器を並べただけのステージだった。

観客は膝を抱えて土俵上のオレ達を見上げている。
それで、オレがやったことは土俵から降りて、
観客の一人一人の手を引っ張って立ち上がらせた。
最初は恥ずかしがっていた人達も、
やがて少しずつ立ち上がり、踊り始めた。
ところが事態はそれで収まらず、
あれよあれよと言う間に土俵上に観客が上がって来た。
オレを肩車する人、
ドラムの横に立ってシンバルを叩いてる人・・・
まるで、土俵上で繰りひろげられるリオのカーニバル・・・
というか・・・夏祭り納涼盆踊り大会状態。
でもみんな楽しそう。

何故そこにいたのか思い出せないんだけど、
気付いた時にはオレは土手の上にいて、
その様子を幸せな気分でボンヤリ見下ろしていた。
他のバンドのメンバーは演奏を止めるタイミングを失い、
延々とアドリブで演奏を続けていた・・・アハハ。

作成者 浜田

continued from previous page

コンサート・ホールでも一度火がつくと、
収拾が付かなくなってしまうことがよくあった。
観客全員がステージ前に押し寄せて来て大騒ぎ。
客席の後ろの方は無人状態なんだよね。
それで長崎市公会堂のオーケストラ・ピットを支える梁を折ったことがあるんだ。

火がつくと止らないのは観客だけでなく、バンドのミュージシャンも同じだった。
たしか島根県の松江市だったと思うけど、
ギターの町支くんがピアノの上にいきなり飛び上がって演奏し始めたんだ。
当時はワイヤレス時代ではないので、ギターとアンプはコードで繋がっていた。
そのコードを舞台監督の平川さんが顔面蒼白で引っ張っている。
引きずり下ろそうとしているのだが、
盛り上がってる町支くんは無視して弾きまくってたよ。

コンサート・ホールの館長さんは怒り心頭で、
「ピアノは弾くものであって、乗るものじゃない!」

あくる日、平川さんと町支くんは日本酒の一升瓶を持って館長さんの自宅を訪れ、
平謝りに謝って許してもらった・・・らしいよ。

「さよならの前に」はそんな時代に作った懐かしい歌。

「さぁ立ち上がって一緒に踊ろう
 きみのやり方で応えておくれ
 さえない顔で君がしょんぼりしてると
 僕まで沈んでしまう てんでブルーな気分で・・・」

省吾


P.S. 「最近観た劇場映画/DVD/VIDEO」

「ザ・コミットメンツ」(1991年/イギリス)
「ガレージ・デイズ」(2002年/オーストラリア)
「アイデン&ティティ」(2003年/日本)

3作品ともに成功を夢見るロックバンド物語。
音楽的にしっかりしているのは断然「ザ・コミットメンツ」

昔、まだジュリア・ロバーツが無名時代に
ベーシスト役で出ていたガールズバンド物語で
「サティスファクション」という映画があったのだけど、
これも可愛い作品だったなぁ。

作成者 浜田

父ログリンク更新しました!

こんにちは!
父ログの更新が1日遅れてしまいまして、申し訳ありませんでした。

東京は、梅雨の晴れ間も今日で終わりらしく、いよいよ本格的な梅雨に突入のようです。
ROAD&SKYで運営している着信メロディも
6月は、「雨の日のささやき」と「紫陽花のうた」の2曲が登場です。
アクセス方法は、http://shogo.r-s.co.jp/chakumelo/をチェック!

毎日、新たな『父ログ』が次々と生まれています。
日々の生活の中につい埋もれてしまいがちな、いろいろな思いが綴られている素敵な父ログばかりです。今回も、たくさんご応募いただいた中から、2つの父ログをご紹介したいと思います。

●JOEのジオログ
2人の父でありながら、まだまだ少年の心を忘れないJOEさんのジオログ

●Father's Anecdotage
四国で自適生活を送る父に、面と向かって言えない父への想いを綴ったジオログ


父の日まであと5日。
まだまだ、父ログ募集中です。みなさんからのご紹介お待ちしております!

父ログ作成はこちらから
http://geocities.yahoo.co.jp/v/gl/

できあがった父ログを、「I am a father」公式ジオログにメールでご連絡ください。
i_am_a_father2005@yahoo.co.jp

作成者 スタッフ

2005年6月13日(月)

歓喜の声

こんにちは、ファンクラブスタッフの中西と申します。
今回、私ジオログデビューさせていただく事になり
何を書いていいのやら悩みに悩んだのですが・・・
映画のことを少し。

思いおこせば幼い頃、近所にしかも歩いて行ける距離に
映画館が4、5軒あってロードショーものや名作ものまで
ちょっと遊びにいって来るね〜って感じで気軽に兄弟や
友達と映画を楽しんでいました。
結構身近に感じるもののひとつでした。
多分、はじめての映画はありがちですが確か「東映まんがまつり」。
まんがの映画の他にフィンガー5(←年齢がバレます・・・)が
主演のものを観たような気がします。
そして、はじめての洋画は小学3年の時に一緒に住んでいた父の弟の
デートになぜかついて行って「タワーリング・インフェルノ/1975年」
という超高層ビルが大火事になるスティーヴ・マックィーン,
ポール・ニューマンが出ている作品を観ました。
映画とはいえ小学生にはかなりインパクトがあって
観終わったあと火事に対する恐怖心がかなりついてしまって
ビクビクしていたことを思い出します。
あれっ?!1975年って・・・AIDOデビューの年ですね。


ところで先日リリースされた「I am a father」。
そのビデオクリップには時任三郎さんをはじめ日本映画・ドラマには欠かせない
役者さんが出演されている事にみなさんお気づきですか?
吹越満さん、田中要次さん。そしてビデオクリップでは一瞬で
わかりにくいのですが私イチ押しの水橋研二さん!
そうそうたる出演者陣に女性スタッフの歓喜の声がこだましています!!











作成者 ファンクラブ中西

2005年6月12日(日)

6月12日(日)

今日は日曜日。
女子、男子、シニアのゴルフ・トーナメント最終日。
誰が優勝トロフィーを手に笑うのだろう、もしくは嬉し泣きするのだろう?

ゴルフやスキーといったスポーツは施設が自然の中に造られることが多いため、
環境との共存が難しく、悪者のレッテルを貼られやすいのだが、
それ自体は素晴らしい精神性を持つスポーツだ。

飛行機に乗って空から眺めると一目で判るが、
それがヨーロッパであろうと、アメリカであろうと、日本であろうと、
圧倒的に自然を侵食・破壊しているのは農地や牧草地だ。

そして、強烈な破壊活動を行うのは軍事行動や戦争だ。

えーと・・・テーマを日曜日の話に戻そう。

岡本綾子プロのUS-LPGAゴルフ殿堂入りが決まった。

日本では樋口久子プロ、青木功プロに続き3人目。
この殿堂入りがいかに大変なことか・・・そして名誉なことか!

彼女も広島生まれ。
学生時代は女子ソフトボール国体優勝チームのピッチャー。
オレが生まれた町とそんなに遠くない所が彼女の故郷。
広島弁で話せるけんね・・・って感じ?

ずいぶん前の話だが・・・友人が綾子さんと仲良しで、
その友人の誘いで彼女とゴルフをしたことがあるんだ。
緊張したよぉ。
だって、彼女の「飛びの秘密」「強さの秘密」という2巻のVideoが
オレにとって唯一のビギナー時代の先生だったんだから。
何度も何度もあの美しいフォームを見て練習したんだよね。

その彼女が一番ホールのティーグランドで
オレのドライバーショットを後ろから見てるんだぜ。
緊張するよな。

まず1打目、右の崖下。 
行って見るとOBではないが、深いブッシュの中。
アンプレアブルで1打罰。 3打目、ワァオー!何と空振り。
4打目、何とかフェアウェイに出すだけ。
5打目、右のラフ。 6打目、やっとグリーンにオン。
ところが、最初の下りのパットを打ったら、
凄い高速グリーンでグリーンの外に出てしまった。
8打目で再びグリーンオン、そこから3パットで、
何とスコアは・・・トホホ・・・11点!

今も、素晴らしい思い出として、その全てのショットを覚えてるんだ。

若い選手の出現で、今再び女子のゴルフツアーが注目されてるよね。
今日の土台を作ったのが岡本綾子プロ。
そして、そう簡単には彼女の記録は破られるものでは無い。
期待はするが、彼女を越える選手はもう二度と現れないのでは、とも思う。

いつまでも現役プロとして、
指導者として活躍して欲しいと願っています、綾子さん。
おめでとう。

省吾

作成者 浜田